本とお酒と

本とお酒とコーヒーと海があれば生きていけると思っています。

韓流を見ながら楽しみたい!『チャスミル』は、どう飲むのがおいしいか?

 

韓流ドラマなんかによく出てくる屋台のお酒。グリーンのお酒の瓶が気になっていたんだけど、スーパーでチャミスルを発見!

チャミスルフレッシュ、チャミスルマスカット、チャミスルグレープフルーツという3種類がそのスーパーにはあり、マスカットやグレープフルーツもおいしそうだったんだけど、最初はシンプルにチャミスルフレッシュを選択。

 

度数は17.2度。ストレートで飲むにはちょっと度数が高いと感じるけど、チャスミルはキンキンに冷やしてそのまま飲むのが一番おいしいらしいので、まずはそれで試してみることに。

 

おつまみにはもちろんキムチやチヂミなどの韓国料理があるんだろうけど。

今日はいただきもののカレーに合うかも一緒に試す。

カレーに合うお酒も気になっていて・・。

韓国料理と言えば辛い、カレーも辛いという『辛い』つながりで試す。

 

カレーは、お土産にいただいたじねんじょカレー。

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これも、じねんじょ入りというだけあって、粘り気があっておいしい。

辛すぎないところや、野菜の食感やうまみがしっかりしているところが私好みの味。

 

これにキンキンに冷やしてみたチャミスルをあわせてみる。

お気に入りの切子グラスのぐい飲みで。

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焼酎なんだけど、くせがなくって飲みやすい感じ。ほんのりとした甘みもあって女性にも飲みやすい。度数が17.2度なので、そこそこに体の中にじんわり効いてくるくる感じもあり。

この日はぐい飲みでストレートを3杯。

まだまだ飲めそうな感じだけど、度数高めだし、明日は仕事なので。

めずらしく理性を働かせる。

 

辛さやいろんなスパイスでいっぱいになった口の中を、爽やかな甘みのあるチャミスルがすっきりさせてくれる感じ。

適度に血流もよくなるのも、冷え性の私にはありがたい。

 

チャミスルフレッシュのストレートとカレーの組み合わせ、なかなかいい。

 

翌日は、鍋にあわせて、ロックで。

冬はどうしてこんなに鍋がおいしいんだろう?

あるもので適当に、シンプルに豚肉、ほうれん草、トーフ、大根をショウガ入りのめんつゆで食べる。

シンプルにおいしい。鍋の日は幸せな気分になる。

 

で、いつもならビールを飲んでしまう鍋をチャミスルロックと合わせる。

くせのない焼酎なら、合わないはずがない。

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ロックは、最初の味から氷がとけてだんだんまろやかな味わいに変わっていくのが楽しめる。

温かいお鍋と、冷たい焼酎!合いますね。

 

最後に、ソーダで割ってみる。

私は、強炭酸を使用して、かなりシュワシュワに。

1:3くらいの割合で。

 

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 これもすっきりして、けっこう飲みやすくておいしい。

女性は好きそう。レモンを入れたり、酵素シロップを入れたり、いろんなアレンジも楽しめそう。

ただ、飲みすぎるかも・・。

 

韓国の焼酎チャスミルはすっきりとした味わいで、クセがなく女性にも飲みやすい感じ。

自宅でも簡単にアレンジもできて楽しめそう。

味が一番味わえるのは、やっぱりストレート。

飲みやすさはソーダ割り。

 

その日の料理や、飲み方を変えて楽しみたい、女子会うけしそうなお酒だな。

 

 

 

 

 

 

 

『ちゃぶ台』から学ぶ非常時代をどう楽しむか?

ミシマ社さんの本は好きな本が多いんだけど、最近、友人からもらった最新号の『ちゃぶ台』はおもしろかった。

 

「非常時代を明るく生きる」が今回のテーマ

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コロナで1年前までとはすっかり生活様式や価値観が変わったように感じる今の時代。

なんだか、いまだなじまないような、もやもやする不安な気持ちが続いているような・・。

そんな時代をどう感じているのか、どう生きているのか、いろんな分野の人たちの視点から書かれている。

それも、深刻すぎず、構えすぎず・・。

 

ミシマ社の三島さん自身が書かれた、

「非常時代をいきる。非常時代を明るく生きる。

そう腹をくくってしまえば、あとは、やることがはっきり見えてきます。」

という言葉が私の心の中にストンと落ちてきた感じがした。

 

この本の中にでてくるいろんな人たちの今の生活の様子や、考え方もとても面白く。

なんだ、私がおもっていたもやもやや、不安が少しずつすっきりしていく気がした。

 

 

どこに住んでいても、何をしていても、生活者として毎日を生きていく。

そして、どうせなら明るく生きる・・。

生活の中の何かが大きく変わったとしても、本当に大切なことは変わっていなくて、あるいは、以前は気づかなかった大事なことに気づく・・。

 

大切なのは、今目の前の現実をうけとめて、今を大切にいきていくことなんだという当たり前のことに改めて気づく。

 

今、私はそこそこ健康であること。

お金持ちではないけど、日々の食事や生活には困っていないこと。

家族をふくめ、私のまわりの大切な人たちが今日は元気なこと。

 

こうやって、考えたら、私はすごく幸運で幸せなんだと思った。

 

さて、私が腹をくくって、これから先やりたいこととしてみえてくるものは何だろう。

 

 

 

 

 

沖縄の泡盛とコーヒーのコラボレーション。カルーアとのちがいは?

沖縄に行った友人からもらったお土産。

コーヒーとお酒が両方好きだと知っているからこその、このセレクト!最高です。

 

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南部酒造所の35リキュール泡盛珈琲という泡盛らしい。

泡盛は飲んだことないんだけど、度数の高い、いわゆる超強い沖縄のお酒というイメージ。度数も40度を超えたりすると聞いていたが・・

 

このリキュールは、12度らしい。これなら私でも大丈夫そう。

リキュールといえば甘いイメージ、その上コーヒーリキュールといえば思い出すのはカルーアミルクで有名なカルーア

甘くておいしいんだけど、ブラックコーヒー好きな私にはちょっと甘すぎる感がいなめない。

で、この35リキュールはノンシュガーらしい。甘い匂いがするのにね。

 

そして、この35はサンゴを意味するらしい。

 

海に植え付ける前に死んだサンゴ(風化サンゴ)を200℃以上に熱し、珈琲生豆の香りを重視した温度で、 時間をかけて焙煎する(南部酒造所・ホームページより参照)

 

サンゴの再生活動もされているようで、興味深い。

1回目、ロックで。カチ割り氷にストレートでいれて混ぜるのがおすすめらしい、私は普通に我が家の冷凍庫で製氷した氷で。

すっきりとしたコーヒー味で飲みやすい。確かに甘みはないので、甘いほうが好きな人はシロップとか入れるとよいかも。

ちなみにカルーアミルクをまねて、牛乳を混ぜたバージョンもつくったけど、これは今一つ合わない感じがした。リキュールを入れて甘くするといいかもだけど。

 

2回目はお湯割りで。リキュール4、お湯6が香りが楽しめるとあったので、一応だいたいそれぐらいの割合で。

お湯の温度は、先日のバーで聞いただいたい60度くらいで入れると、飲むときに適温の40から45度くらいになるということだったんで、たまたま持っていた(?)料理用の温度計ではかってみる。

 

以前コーヒー屋さんの店主さんが理系の方で、コーヒーもパン作りも比率や温度を変えて実験を繰り返す、化学みたいなもんなんで・・って言っていたのを思い出す。

 

私は根っからの文系であり、しかも面倒くさがりでいい加減な性格だけど、おいしいお酒を飲むためなら、やれるはず!

 

で、泡盛珈琲のお湯割りは・・

個人的にはすご~くおすすめです。

ロックの時より、香りがだんぜんいい!ふわっ~と鼻先にコーヒーのいい香りが・・。

癒される~。

 

先日バーでチョコレートの味がするってすすめられて飲んだ時の焼酎もお湯割りだったけど、カカオの風味や味はお湯だとより引き出されるのかも・・。

 

これだと、ブラックコーヒーを飲んでいる時の感覚で、おつまみなしでも大丈夫だし、わりとスイーツにもあいそう。

 

コーヒー×お酒のコラボ。私の好きなものの仲間入り。

 

 

おいしいパンとお酒

職場の事務所の入ったマンションにに地元で人気のパン屋さんが移転して来られた。

コロナ対策による人数制限もあるけど、オープンの日から、けっこうな行列。

空いている時間帯はないかとちょこちょこ覗きに行き、9時30分前後ならわりと待たずに入れそうなことを発見。

3日目にしてようやく入店。

もうとにかくいい匂いで見た目も素敵なおいしそうなパンばかり。

私はもちろんお酒のおともにしようとも思っているので、その視点も忘れない。

 

ハードでシンプルなパンならワインにもビールにも合いそうな気がする。

で、おつまみ用に選んだのが、塩クルミパン。

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その他にも、チーズの入ったパンやら、朝食用のパンやらいろいろゲット。

そして、帰ろうとした矢先に、メロンパンが焼きたてで登場~。

一番人気のメロンパン、焼き立てです、の言葉に、買わないはずがない!

むっちゃいい匂いがする。

袋に入れてもらう時も、かなりサクサクにできているので、形がこわれやすいです、気を付けてくださいとのこと。

事務所に帰りさっそく、半分に切ってみる。

も~う、切っただけでサクッていう音がする。いや~パンを切ってこの音、、

聞いたことがない!

実食。

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店員さんの言った通り、外側がサックサク。中身はもっちりして、甘さは控えめですごくおいしい!

これまで食べたことのない食感と甘さのメロンパンで、一気に私の中のメロンパン1位に輝きました!

これ、確実にリピートしそう。

 

お酒のおとも塩クルミパンもほどよい塩加減やかたさがすごくいい。

シンプルな味わいで、チーズとも合いそう。

 

この日は赤ワインとともに。

もちろんビールとも問題なく合いそうです。

 

おいしいパンがあれば、お酒もおいしい。

 

 

 

冬は鍋とエビスビール。

もらいもののエビスビールロング缶。

こういう頂きものは本当にありがたい。

エビスビールといえば、当時高校生の弟(ということはずいぶん昔の話だけど・・)にすすめられて読んだ美味しんぼで、本場ドイツのビールに一番近い味だと言っていた話。これと、本物のソーセージの組み合わせの話がすご~く印象的で、大人になったら本場のソーセージとともにエビスビールを飲みたい!と思った記憶がある。

 

実際は、私にはけっこう苦みのあるビールではあるが、それでもちょっと今日はぜいたくなビールを自分用に買おうと思った時は、エビスビールかプレミアムモルツを選ぶことが多い。

 

 

今日は、節分の日だけど、巻きずしでもなく。

エビスビールだけど、ソーセージでもなく。

 冬のだいご味。鍋で。

シンプルに、白菜、ニンジン、えりんぎ、豚のロース肉で。

個人的にお餅が好きなので、お餅も投入!

シンプルにポン酢で。

 

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料理は毎日はしませんが、だいたい毎日、一人でも飲んでます(^^;

 

 

 

みたらし団子の豚バラ巻はお酒にあうか?

昨日の夕食

 

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野菜たっぷりで、いつも食事には気を使っていて、体にいいものしか食べてない。

 

 

なんて、ウソ。

ほぼ毎晩、お酒は飲みませすが、食事はわりとテキトーだったり、いい加減だったり。

カップ麺も買ってきたお弁当もそつなくこなす日々・・。

 

ただ、こういう食生活をしていると、体が要求するんだと思う。

時々、すご~く野菜が食べたくなり、野菜をいろいろ買ってきて料理(というほどでもないけど(^^;))することがある。

ただただ、考えるのはお酒に合いそうか・・といこと。

 

今回は先日テレビで見て気になっていた「みたらし団子の豚バラ巻」を食べてみたく・・。

テレビの中では、「むっちゃおいしい~!!」と絶賛されていた!

しかも、みたらし団子に豚バラ肉を巻いて焼くだけという私向けの簡単さ。

これはやってみるしかない!と見た時から思ってた。

 ひょっとして、もうちょっとアレンジすればお店にも出せるのでは・・とまで考えた。

で、スーパーに行って豚バラを見たときに、このことを思い出し、さっそくみたらし団子も購入。

みたらし団子に豚バラを巻いて・・あとは焼くだけ。

中の団子が溶けてフライパンがべたべたになるのでは・・と心配したけど、そこは豚バラがしっかりカバー!

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こんな感じ。

豚バラに火がしっかり通っていればOKでしょう!!

 

実食。

中の団子がとろっとしていて豚バラのジューシーさと相まって意外とおいしい。

お酒(この日は赤ワインを)ともしっかり合いました。

甘辛味だし。合わないわけがない。

 

ただ、やっぱりみたらし団子はそのまま食べたい!と思った。

 簡単でおいしいけど、お店に出すのは難しそう・・。

リピートはしないかな。

 

でも、とにかく、おいしいお酒が飲めておいしいものが食べられたら幸せ。

 

帰り道に見た雨の中のイルミネーションもすごくきれいだった。

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目の前の日常にちりばめられた幸せを、できるだけ見逃さないで過ごせますように。

ショーン・タンの絵本「エリック」で知る、目の前の小さな幸せ

2021年1月31日

北九州市美術館・分館のショーン・タンの世界展の最終日。

緊急事態宣言の途中だし、ずっと迷ってたけど、行きたい気持ちに勝てず・・

 

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入場前は検温、氏名、連絡先、入場時間帯の記入が必要で、もちろん人数制限されてた。40分くらいは待ったけど、ちゃんと対策をとっているのが分かり安心。

しかも、ショーン・タンの世界展はそれぐらい待つ価値はある!!

 

入場し、一枚ずつ絵を見て歩く。人数制限されているおかげでけっこうゆっくりと目の前で見れた。

移民の生活や気持ちを描いた有名な「アライバル」

セリフはないけど、数枚のイラストを見るだけで気持ちがぎゅっと切なくなったり。

その中で出会う不思議な生き物が愛おしくなったり。

「エリック」の可愛さと世界観に胸を打たれ・・。

みんなが忘れかけている何かに心をとめる「ロストシング」のショートムービーに引き込まれ・・。

その他にも書ききれないほど素敵なイラストの数々。

 

最終日だったので、残念ながらポストカードや絵本のいくつかは売り切れ。

その中で、「エリック」と「アライバル」のポストカードをゲット。

 

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「エリック」は自宅に帰って、やっぱりお酒を飲みながらゆっくり読みました。

主人公に家にやってきた不思議な小さな交換留学生のエリック。

いろんなところに連れていくけど、エリックが気に留めるのは瓶のふたとか地面におちているふつうは人が気にも留めないような小さなものばかり。

ある時、何も言わずいなくなっていて、お母さんが言う「お国がら」のせいだろうと思っていたら・・。

ある日、エリックの部屋として使っていた食器戸棚の中のスペースには、エリックが残したステキな贈り物が・・。

 

これがもう本当に素敵で・・。

大人が読んでも楽しめる1冊。

 

そして、この本を読むと思い出した。

 

こどもの頃、小さなものや知らないことにことに感じた好奇心やわくわくする気持ち。

忙しくて見落としている日常の大切なこと。

気づいてないけど目の前にすでにある小さな幸せを。

 

お酒を飲みながら、本を読む時間は私にとって至福の時間。

 

ショーン・タンの本。少しづつ揃えたい。