『ちゃぶ台』から学ぶ非常時代をどう楽しむか?
ミシマ社さんの本は好きな本が多いんだけど、最近、友人からもらった最新号の『ちゃぶ台』はおもしろかった。
「非常時代を明るく生きる」が今回のテーマ
コロナで1年前までとはすっかり生活様式や価値観が変わったように感じる今の時代。
なんだか、いまだなじまないような、もやもやする不安な気持ちが続いているような・・。
そんな時代をどう感じているのか、どう生きているのか、いろんな分野の人たちの視点から書かれている。
それも、深刻すぎず、構えすぎず・・。
ミシマ社の三島さん自身が書かれた、
「非常時代をいきる。非常時代を明るく生きる。
そう腹をくくってしまえば、あとは、やることがはっきり見えてきます。」
という言葉が私の心の中にストンと落ちてきた感じがした。
この本の中にでてくるいろんな人たちの今の生活の様子や、考え方もとても面白く。
なんだ、私がおもっていたもやもやや、不安が少しずつすっきりしていく気がした。
どこに住んでいても、何をしていても、生活者として毎日を生きていく。
そして、どうせなら明るく生きる・・。
生活の中の何かが大きく変わったとしても、本当に大切なことは変わっていなくて、あるいは、以前は気づかなかった大事なことに気づく・・。
大切なのは、今目の前の現実をうけとめて、今を大切にいきていくことなんだという当たり前のことに改めて気づく。
今、私はそこそこ健康であること。
お金持ちではないけど、日々の食事や生活には困っていないこと。
家族をふくめ、私のまわりの大切な人たちが今日は元気なこと。
こうやって、考えたら、私はすごく幸運で幸せなんだと思った。
さて、私が腹をくくって、これから先やりたいこととしてみえてくるものは何だろう。